AWS Well-Architected フレームワーク

  1. 運用上の優秀性(オペレーショナルエクセレンス)
    • 開発をサポートし、ワークロード効率的に実行し、運用に関する洞察を得て、ビジネス価値をもたらすためのサポートプロセスと手順を継続的に改善する能力のこと
    • 変更の自動化、イベントへの対応、日常業務を管理するための標準化
    • コンポーネントが定期的に更新され、変更が小規模かつ可逆的に行える
  2. セキュリティ
    • クラウドテクノロジーを活用し、セキュリティ体制の向上を可能にするやり方でデータ、システム、資産を保護する能力のこと
    • データの機密性と完全性、ユーザ許可の管理
    • セキュリティイベントを検出するためのコントロール
    • リスク評価
  3. 信頼性
    • 意図した機能を期待どおりに正しく一貫して実行するワークロードの能力のことです。これには、ワークロードのライフサイクル全体を通じてワークロードを運用およびテストする能力のこと
    • 分散システムの設計、復旧計画、および変化する要件への処理方法
    • 障害から迅速に復旧、需要に合わせて自動的に拡張
  4. 持続可能性(サステナビリティ)
    • 持続可能性が高いリソース利用を推進し、プロビジョニングされたリソースのメリットを最大化し、必要な合計リソースを最小化することにより、エネルギー消費を削減し、ワークロードのすべてのコンポーネントにおいて効率を向上させ、持続可能性への影響を継続的に改善する能力のこと
    • 持続可能性の責任共有モデル
    • 影響についての把握、および必要なリソースを最小化してダウンストリームの影響を減らすための使用率の最大化
  5. コスト最適化
    • 最も低い価格でシステムを運用してビジネス価値を実現する能力のこと
    • 時間の経過による支出の把握と資金配分の管理
    • 適切なリソースの種類と量の選択、および過剰な支出をせずにビジネスのニーズを満たすためのスケーリング
  6. パフォーマンス効率
    • コンピューティングリソースを効率的に使ってシステム要件を満たし、需要の変化と技術の進化に合わせてこの効率性を維持する能力のこと
    • ワークロードの要件に応じて最適化されたリソースタイプやサイズの選択
    • パフォーマンスのモニタリング
    • ビジネスニーズの増大に応じて効率を維持

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